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干上
ふりがな文庫
“干上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひあが
73.3%
ひあ
26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひあが
(逆引き)
僕等三人はしばらくの
間
(
あいだ
)
、
何
(
なん
)
の言葉も
交
(
かわ
)
さずに茫然と玄関に
佇
(
たたず
)
んでいた、伸び放題伸びた
庭芝
(
にわしば
)
だの
干上
(
ひあが
)
った古池だのを眺めながら。
悠々荘
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
其処
(
そこ
)
はもはや生物の世界ではなく、暗黒な砂漠の
嵐
(
あらし
)
が狂い、
大塩湖
(
だいえんこ
)
の
干上
(
ひあが
)
った塩床が、探険者の足を頑強に
拒
(
こば
)
んでいる土地である。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
干上(ひあが)の例文をもっと
(11作品)
見る
ひあ
(逆引き)
ところが、一九二七年にもう一度ヘディンが見に行ったときはもうタリム川は南流をやめて昔の
干上
(
ひあ
)
がった河床の上を東流し始めていた。
ロプ・ノールその他
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
籠城となれば、飲料水に乏しく、
濠水
(
ほりみず
)
はややもすれば
干上
(
ひあ
)
がります。事ある場合は、討って出るしかないお城でございます。——けれど野戦に勝目のない大軍の来襲をうけた場合は
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干上(ひあ)の例文をもっと
(4作品)
見る
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“干”で始まる語句
干
干乾
干戈
干潟
干物
干支
干瓢
干渉
干魚
干鰯
“干上”のふりがなが多い著者
村井弦斎
作者不詳
中里介山
有島武郎
夏目漱石
林芙美子
吉川英治
寺田寅彦
夢野久作
芥川竜之介