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干鰯
ふりがな文庫
“干鰯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほしか
58.3%
ほしいわし
33.3%
ひいわし
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほしか
(逆引き)
室
(
むろ
)
の津の港に、五六人のごまの蠅が、
干鰯
(
ほしか
)
のように砂地で転がっていた。そして、品のよい老女が通るのを見つけて、
賭
(
かけ
)
をした。
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干鰯(ほしか)の例文をもっと
(7作品)
見る
ほしいわし
(逆引き)
有り合せの
干鰯
(
ほしいわし
)
を
肴
(
さかな
)
に、家のうちで酒を
酌
(
く
)
み交していた一学と木村丈八は、そとの声に、
杯
(
さかずき
)
を措いて聞き耳を
敧
(
た
)
てていたが
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干鰯(ほしいわし)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひいわし
(逆引き)
これを
燒
(
や
)
いて二十
食
(
く
)
つた、
酢
(
す
)
にして
十
(
とを
)
食
(
く
)
つたと
云
(
い
)
ふ
男
(
をとこ
)
だて
澤山
(
たくさん
)
なり。
次手
(
ついで
)
に、
目刺
(
めざし
)
なし。
大小
(
だいせう
)
いづれも
串
(
くし
)
を
用
(
もち
)
ゐず、
乾
(
ほ
)
したるは
干鰯
(
ひいわし
)
といふ。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
干鰯(ひいわし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“干鰯”の解説
干鰯(ほしか)とは、イワシを乾燥させて製造した有機質肥料の一種。販売肥料(commercial fertilizer)のうち、魚肥(fish manure)に分類される。周囲を海に囲まれた日本列島では古くから魚肥は使用されており、江戸時代にはかなり大量に使用されていた。
(出典:Wikipedia)
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
鰯
漢検準1級
部首:⿂
21画
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