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『梅颸の杖』
ふりがな文庫
『
梅颸の杖
(
ばいしのつえ
)
』
辰蔵の成人ぶりもお目にかけたい。二歳になる又二郎にもばば様と初の対面を遂げさせたい。妻の梨影も久しくお待ち申しあげている。 孫の愛で釣るように、手紙を出すごとにこう上京をすすめていた老母が、やっと来る気になって、三月三日に広島を立ち、途中、 …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋 オール読物号」1930(昭和5)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
慰
(
いや
)
谷
(
こく
)
称
(
うた
)
凡
(
ぼん
)
小竹
(
しょうちく
)
徹
(
てっ
)
納
(
おさま
)
交
(
ま
)
呆
(
あ
)
室
(
むろ
)
灯
(
とも
)
亡
(
うしな
)
宥
(
いたわ
)
小田
(
おのだ
)
愚
(
おろか
)
揶揄
(
からかい
)
撓
(
た
)
訓
(
さと
)
賭
(
かけ
)
閉
(
た
)
上手
(
うわて
)
上洛
(
のぼ
)
半江
(
はんこう
)
和
(
やわ
)
嘲笑
(
あざわら
)
室津
(
むろのつ
)
宿酔
(
しゅくすい
)
嵌
(
はま
)
悪戯
(
わるさ
)
憂苦
(
ゆうく
)
気
(
け
)
焦々
(
じりじり
)
相
(
すがた
)
穿
(
うが
)
管
(
かん
)
糺
(
ただす
)
角
(
かど
)
諫
(
いさめ
)
遂
(
と
)
酌
(
しゃく
)
鈍
(
どん
)
際
(
ぎわ
)
頒
(
わか
)
頼襄
(
らいじょう
)
上
(
のぼ
)
中斎
(
ちゅうさい
)
久濶
(
きゅうかつ
)
二刻
(
ふたとき
)
亙
(
わた
)
交誼
(
こうぎ
)
伊丹
(
いたみ
)
伜
(
せがれ
)
伽
(
とぎ
)
侮
(
あなど
)
倚
(
よ
)
倦
(
う
)
儲
(
もう
)
冥利
(
みょうり
)
冥加
(
みょうが
)
出来
(
しゅったい
)
切嵌
(
きりは
)
刎
(
は
)
刺戟
(
しげき
)
剣菱
(
けんびし
)
半
(
なかば
)
半切
(
はんせつ
)
半生
(
はんせい
)
南鐐
(
なんりょう
)
却
(
かえ
)
厖大
(
ぼうだい
)
口吻
(
くちぶり
)
叱責
(
しっせき
)
吃驚
(
びっくり
)
喘
(
あえ
)
埃
(
ほこり
)
塩鮭
(
しおざけ
)
壊
(
こわ
)
大酔
(
たいすい
)
奢
(
おご
)
奪
(
と
)
嫁
(
とつ
)
嫉視
(
しっし
)
寛
(
くつろ
)
寝
(
やす
)
尾
(
つ
)
屡〻
(
しばしば
)
屹度
(
きっと
)
峻厳
(
しゅんげん
)
干鰯
(
ほしか
)
幾価
(
いくら
)
床几
(
しょうぎ
)
廂
(
ひさし
)
従
(
つ
)
御影
(
みかげ
)
徹宵
(
てっしょう
)
怪
(
け
)
怱忙
(
そうぼう
)
悪口
(
あっこう
)
悪罵
(
あくば
)
惑溺
(
わくでき
)