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剣菱
ふりがな文庫
“剣菱”の読み方と例文
旧字:
劍菱
読み方
割合
けんびし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんびし
(逆引き)
「一向知りませんよ。旦那はお酒の
吟味
(
ぎんみ
)
がやかましくて、
剣菱
(
けんびし
)
を
樽
(
たる
)
で取って飲んでいましたから、酒屋の徳利なんか家へ入るわけはありません」
銭形平次捕物控:085 瓢箪供養
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
焚火にくべてあった松の切株が
頻
(
しき
)
りに煙を立てて、
剣菱
(
けんびし
)
の天井から白々と夜の明け初めたのがわかります。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
篠崎
小竹
(
しょうちく
)
の顔も見え、岡田
半江
(
はんこう
)
、
小田
(
おのだ
)
百
谷
(
こく
)
などの画人や、
伊丹
(
いたみ
)
の
剣菱
(
けんびし
)
の主人なども来ていた。
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
剣菱(けんびし)の例文をもっと
(11作品)
見る
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
菱
漢検準1級
部首:⾋
11画
“剣”で始まる語句
剣
剣呑
剣戟
剣突
剣幕
剣橋
剣山
剣術
剣舞
剣槍
“剣菱”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
中里介山
島崎藤村
吉川英治
高村光雲
野村胡堂
山本周五郎