“伊丹”の読み方と例文
読み方割合
いたみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お曲げあそばすこともございますまい。——が、万が一にも、途中、危うしとお察しなされましたら、摂津の伊丹いたみに、これの兄が……
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天正六年に荒木攝津守せつつのかみ村重が攝津國伊丹いたみの有岡城にこもつて織田信長にそむいた。其時孝高は村重をいさめに有岡城に往つて、村重に生け捕られた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
これは伊丹いたみ風といってむしろ芭蕉とは違った系統に立ってしかも似よった仕事をしたというような人々であります(39)
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)