“剣山”のいろいろな読み方と例文
旧字:劍山
読み方割合
つるぎさん60.0%
つるぎやま20.0%
つるぎざん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いいえ、阿波へ越えて剣山つるぎさんまで行き着こうというのですもの、これくらいな所でくたびれてしまってどうなるものじゃありませんよ」
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
実に博士こそは剣山つるぎやま陸軍大臣が、かつて椋島技師にスパイを命じたときに語ってきかせた国際殺人団の団長であったのだ。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「あれは越中の立山の剣山つるぎざんでございますよ、まだ、あのお山のいただきへは、誰一人も登った者は無いそうでございます」
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)