鳴門秘帖なるとひちょう03 木曾の巻03 きそのまき
未明のうちに、本郷森川宿を出たお綱と万吉とが、中仙道をはかどって、もうそろそろ碓氷峠の姿や、浅間の噴煙を仰いでいようと思われる頃、——三日おくれて、同じ中仙道の宿駅に、三人づれの浪人を見ることができる。 それが、例の、お十夜と、一角と周馬で …
作品に特徴的な語句
ソウロウ ナラ ナオ すき コト 執行シュギョウ げん もの ぺん どまり こう 宿じゅく 阿波アワ こう うし モッ すさ ともし いん 尿にょう しも づめ じん ねろ 茯苓ふくりょう ともし すい ニワカ づら せき じり っか 彼方あなた くう まな はず 一揮ひとふ もつ えい 盲目めしい めえ におい さま づる 美女たぼ とも さん はず だな ことわ けん 空谷からだに 樹葉じゅよう だらい よね たく まん ぶん 出張でばり 夕雲せきうん 冷々れいれい かい だい かか うっ そく 犠牲にえ つか ぱら らん 山峡さんきょう たい なま 格子ごうし 上手かみて 其折ソノオリ 内儀ないぎ くれない いや
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