“尻”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しり67.5%
けつ12.8%
7.6%
じり5.5%
ちり2.8%
いど2.4%
いしき0.3%
しりッ0.3%
0.3%
ヒップ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“尻”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語28.8%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
わが万寿丸はその二十けん手前まで九ノットの速力で、大黒様のおしりの辺をねらってまっしぐらに突進して来たのだった。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
だが、処罰が二人前になって十分にふりかかるのは、生意気な、頑丈な、片意地な、しりの大きいオランダ人の腕白小僧だった。
「黙ってろ黙ってろ! それより、用意はいいな。お出になったらすぐ往くんだ。コウレ、七公、けつウさげろってことよ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
おじさん——わしは子供がないんだが、猿のけつでもめてやるぜ、その猿が自分の子供なら……。なんとかしろよ。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
朝きげんのいい栗鼠りす、はしゃぎ者のむささび、雨ぎらいのてん、などがりながらえさをあさりに出だした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
Bifteckビフテク pommeパム ——それに比べると、俺の仏蘭西語はまるで鼠のやうに長いやしてら。」
女中はごしのもったてじりで、敷居へ半分だけ突き込んでいたひざを、ぬいと引っこ抜いて不精ぶしょうに出て行く。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お言葉じりのしどけなくなってしまう様子などの可憐かれんさに、源氏は思わずのりを越した言葉を口に出した。
源氏物語:19 薄雲 (新字新仮名) / 紫式部(著)
皮肉を云はれながらも、所天をつとがいつに無く多少のうち解けを見せるのが、千代子には嬉しかつたらしい、で、ながちりをしてゐたので、
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
げッちりになるのを、城太郎は手をのばして、そのえりもとをつかみよせ、
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし狂歌は猿丸太夫さるまるだいふのおいどというあか下手ぺただが一中節いっちゅうぶしを少しうなるので
「あんたはん、どないに致しやしょう、相手はおいどに帆かけて逃げやんした、どないに致しやんしょう、ちゃあ」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
どうも體のどこもが丸くなるのが——いしきなどが極立きはだつて格好が惡くなつて厭でした。
鏡二題 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
久「恐入ったねえ、成程えれえもんだ、これからは金のしりッぺたを打敲ぶったゝくとしようよ、毎日此処へ休みながらお前のいう話がみんな為になるよ、あの先達せんだってちょっと聞いたが、神田の方ではお前の噂が高いよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いていもんだからピョコ/\出て往って稼いで帰り、疲れたからどうぞ置いておくんなさいと云っても、おらアこうやって稼いでいるに、われそんな弱い根性を出しては駄目だ、稼いでうといって又しりッぺたをつと
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その男の言葉りにあらわれた九州なまりも気になるものであった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
お返しだよ、といいながら、鮭でモオリーの横っ面を力まかせになぐりつけ、ひょろけるやつを襟首とヒップをつかんで鮭の山の中へ埋めてやると、モオリーは頭から爪先まで鱗にまみれて、まるで亜剌比亜夜話アラビヤンナイトの王子のようになった。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)