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鼓膜
ふりがな文庫
“鼓膜”の読み方と例文
読み方
割合
こまく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまく
(逆引き)
しかしその瞬間に彼の
鼓膜
(
こまく
)
は「私はX子と云ふのよ。今度御独りでいらしつた時、呼んで頂戴」と云ふ
宛転
(
ゑんてん
)
たる
嬌声
(
けうせい
)
を捕へる事が出来た。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鼓膜
(
こまく
)
は別に何ともなっていませんとの診断を得てほっと致し、さらに勇気百倍、阿佐ヶ谷の省線踏切の傍なる屋台店にずいとはいり申候。
花吹雪
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
自分は母に叱られながら、ぽたぽた
雫
(
しずく
)
を垂らして、三人と共に宿に帰った。どどんどどんという波の音が、帰り道
中
(
じゅう
)
自分の
鼓膜
(
こまく
)
に響いた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鼓膜(こまく)の例文をもっと
(52作品)
見る
“鼓膜”の解説
鼓膜(こまく, eardrumまたはtympanic membrane)は四肢動物の耳の一部を構成する薄い膜状の構造。音波を受けて振動することで、空気の振動を機械刺激に変換する。
(出典:Wikipedia)
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
膜
常用漢字
中学
部首:⾁
14画
ヒトの体に関する漢字
鼻
黒子
鳩尾
髭
髪
首
顔
顎
額
頸
頭
頬
雀斑
関節
踵
踝
足
舌
臑
臍
...
“鼓”で始まる語句
鼓
鼓舞
鼓動
鼓吹
鼓草
鼓楼
鼓腹
鼓譟
鼓噪
鼓声
“鼓膜”のふりがなが多い著者
下村湖人
吉川英治
木下尚江
夏目漱石
三上於菟吉
二葉亭四迷
林不忘
ロマン・ロラン
吉田甲子太郎
海野十三