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宛転
ふりがな文庫
“宛転”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんてん
71.4%
ころがり
14.3%
ゑんてん
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんてん
(逆引き)
ことに
宛転
(
えんてん
)
たる
嬌音
(
きょうおん
)
をもって、乾燥なる
講筵
(
こうえん
)
に一点の
艶味
(
えんみ
)
を添えられたのは実に望外の幸福であります。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
宛転(えんてん)の例文をもっと
(5作品)
見る
ころがり
(逆引き)
猪余儀なく虎
少
(
しばら
)
く
住
(
とど
)
まり待て我祖父の
鎧
(
よろい
)
を
著
(
き
)
来って戦うべしとて便所に至り
宛転
(
ころがり
)
て糞を目まで塗り往きて虎に向うと、虎大いに閉口し我まさに雑小虫を食わざるは牙を惜しめばなり
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
宛転(ころがり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゑんてん
(逆引き)
しかしその瞬間に彼の
鼓膜
(
こまく
)
は「私はX子と云ふのよ。今度御独りでいらしつた時、呼んで頂戴」と云ふ
宛転
(
ゑんてん
)
たる
嬌声
(
けうせい
)
を捕へる事が出来た。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宛転(ゑんてん)の例文をもっと
(1作品)
見る
宛
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
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宛転悠揚
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徳富蘇峰
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中里介山
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