“少”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すこ23.7%
すくな22.2%
わか15.9%
すく14.2%
すこし4.8%
ちい3.3%
2.3%
ちつ1.7%
ちっ1.4%
しば0.9%
ちいさ0.9%
0.8%
ちひ0.8%
せう0.6%
しばら0.6%
まれ0.6%
わけ0.3%
わかき0.3%
0.3%
すくの0.3%
すけ0.3%
ずく0.3%
ちひさ0.3%
わかい0.3%
オト0.3%
ワカ0.3%
いさゝ0.2%
いとけ0.2%
おさな0.2%
すくね0.2%
ちいさい0.2%
ちつと0.2%
ちと0.2%
ちひせ0.2%
ちッ0.2%
わこ0.2%
をさな0.2%
ウス0.2%
オトヲ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姿婀娜でもおではないから、團扇小間使指圖するやうな行儀でない。「ぎる」と、自分でらふそくにれる。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
離婚をして双方幸福の生涯に入った人もくないと存じます。そういう場合には社会はその人たちの離婚を賀してもしいでしょう。
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
これが真新しいので、ざっと、年よりはく見える、そのかわりどことなく人体に貫目のないのが、吃驚した息もつかず、声を継いで
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
温泉かうとして、菊屋廣袖着換へるにけても、途中胴震ひのまらなかつたまで、なからずかされたのである。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お前が居無なッた時の様に怒ッたゞろう、私まで叩き出すッて、チイ/\パア/\言たがネ、腹立た時やアも分らんネ、ことが
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
人々の伺候する広い部分には、片隅にさい炉が仕切ってあって、その周囲に座を占めながら敷居越しに御前様と四方山の話をする。
御殿の生活 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
四角な台石の上に大理石の丸いのとはとしゃれ過ぎたがなかなか骨は折れて居る。彼らが死者に対して厚いのは実に感ずべき者だ。
(新字新仮名) / 正岡子規(著)
「あゝだ、よう、おつぎ、此處までてくんねえか」といつた。百姓にはいて村落博勞であつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
清「それはくねえ、せえ子供じゃアねえし、十七八にもなったものゝ横ぞっぽを打殴ったりしねえで、それより出すは造作もねえ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「まあ、さやうでございますか。」とおくみはたゞつゝましやかにさう言つて、らく椅子のはしにかけてお給仕についてゐた。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
お前はい時分から小三郎に許嫁をしたもの故、お父様が浪人しても、忰の方へお前を貰おうと、其の相談もしたいと思って居ったが
大洞は、色を失つて戦慄するお加女の耳にきつ、「こし気を静めさして今夜の中にと帰へすがからう——世間に洩れては大変だ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
より入れさするに安五郎けなしと何心なく饅頭を二ツにに中にさくし紙ありければ不審に思ひき見るに
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ところで、どういふで、そんな子の私が寫眞などはじめるやうになつたかといへば、そのは、三宅克巳氏の「寫眞術
「やつとおみなすつた。かういふ小さいお子さん一人にでも随分手がかゝるんですから、これからくの間お気の毒でございますね。」
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
師門の授受の如きに至りては、膠固より已に深し。既に自ら是として人非とし、見ることにして怪しむこと多ければ、之を非とせんと欲するも未だ縄尺かず。
文芸鑑賞講座 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
けばくほど、へい、ともひやうはねえ。けんども、お前様、おえに、に、さつしやるもんでねえ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
はじめ、月なし、此の時薄月づ。舞台く成りて、貴夫人も紳士も、三羽の烏も皆見えず。天幕あるのみ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
シテ茱萸カン一人
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
世間でも長二という名人のあった事を知っている者がうございますから、残念でもありますし、又先頃弁じました名人のうち錦の舞衣にも申述べた通り
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
れはうなくてはならない、孝助殿の思うにはなんぼ自分が怜悧でも器量があるにしたが、なくものある所へ養子にくるのだから土産がなくてはおかしいと云うので
健三は次第に言葉なになった。しまいには黙ったなりと島田の顔を見詰た。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
お定がまだかつた頃は、此村に理髪店といふものが無かつた。村の人達が其頃、頭の始末を奈何してゐたものか、今になつて考へると、随分不便な思をしたものであらう。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
トタンに取着の柱にれた浅黄手絡此方を見向く、うらのとを合わせた。
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其秀起たる浪の穂の上に、八尋殿てゝ、手玉もゆらに少女は、是誰が女子ぞ。」答へて曰はく、「大山祇神の女等、は磐長姫とり、は、木華開耶姫とる。」……(日本紀一書)
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「貧人富みを致し、老人きに還らむ」と託宣した神の御正体は、蚕の様な、橘や、曼椒に、いくらでもやどる虫であつた。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
吾人も亦田口君に於ての如く言ふの権利を有す。今日に於て許多の便宜を有する人々の眼より見れば、彼はかの学問を有する人の如く見ゆべし。彼文字は美文的の技術に乏しきが如く見ゆべし。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
なしとも、から設得んと。せるなりて荊州刺史となるや、海船り、商賈財寶追剥して、すことなし。衞尉す。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
桑生泝州の生れであって、名は子明い時に両親に死別れて紅花埠という所に下宿していた。
蓮香 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
何処へ売ってもに知れちまい、世の中にえものだから、当分質に置くことも、売ることもへ預けることも出来ねえ品で、預けたところが直に足が附くから
松蟲の鐘をしもくにて、手の内に鳴せ、孫四郎節のねんぶつ滿々て、後生願ひ願のさかんなる時なれば此等の聽受の多、にぎやかなるも
女順禮 (旧字旧仮名) / 三田村鳶魚(著)
高の知れたる蚯蚓膨に一日なりとも仕事を休んで職人共のに立てるか、も知るまいがの、此十兵衞はおろかしくて馬鹿と常〻云はるゝ身故に職人共が軽う見て
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ふ樣子なれどもき夜なれば確とも知れずさはし足早に路次口へ來て戸をくに家主勘兵衞は口小言たら/\立出今夜は常よりも遲かりしぞ以後は早く歸る樣に致されよと睨付て木戸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「孫右衛門どんのの処の阪で、寝反つたまゝ何うしても起きねえだ。あ何うかして起すべい思つて、孫右衛門さんへ頼みに行つただが、ばかりで、何うする事も為得ねえだ」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
こんなのは単純な性慾の発動というもので、恋ではない、恋はもと高尚な精神的の物だと、高尚な精神的の人は言うかも知れん。然うかも知れん。唯私のような平凡な者の恋はいつも斯うだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
優善は渋江一族の例を破って、うして烟草み、好んで紛華奢靡の地に足をれ、とかく市井のいきな事、しゃれた事にきやすく、当時早く既に前途のために憂うべきものがあった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
君もし血気の壮士なりとせんか、匕首を懐にして、先生を刺さんと誓ひしなるべし。その文を猥談と称するもの明朝に枝山祝允明あり。允明、字は希哲きより文辞を攻め、奇気縦横なり。
八宝飯 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
……だが、おおよその捜索方針はきまったらしい。本庁の意見も一致した。現場の証拠はいが部屋の手のつけかたから見て、初犯の手口だということになった。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
天孫又問曰、其於秀起浪穂之上八尋殿而、手玉玲瓏織紝少女者、是之女子耶。答ヘテハク、大山祇神之女等。磐長姫木華開耶姫
たなばたと盆祭りと (新字旧仮名) / 折口信夫(著)