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團扇
ふりがな文庫
“團扇”のいろいろな読み方と例文
新字:
団扇
読み方
割合
うちは
92.3%
うちわ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちは
(逆引き)
姿
(
すがた
)
は
婀娜
(
あだ
)
でもお
妾
(
めかけ
)
ではないから、
團扇
(
うちは
)
で
小間使
(
こまづかひ
)
を
指圖
(
さしづ
)
するやうな
行儀
(
ぎやうぎ
)
でない。「
少
(
すこ
)
し
風
(
かぜ
)
過
(
す
)
ぎる
事
(
こと
)
」と、
自分
(
じぶん
)
でらふそくに
灯
(
ひ
)
を
入
(
い
)
れる。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
團扇
(
うちは
)
ばかりは新しいものにかぎる。この節の東京の團扇は粗製に流れて來たかして、一夏の間の使用にすら耐へないのがある。
短夜の頃
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
團扇(うちは)の例文をもっと
(24作品)
見る
うちわ
(逆引き)
打水
(
うちみづ
)
のあと
輕
(
かろ
)
く
庭下駄
(
にはげた
)
にふんで、
裳
(
もすそ
)
とる
片手
(
かたて
)
はすかし
骨
(
ぼね
)
の
塗柄
(
ぬりえ
)
の
團扇
(
うちわ
)
に
蚊
(
か
)
を
拂
(
はら
)
ひつ、
流
(
なが
)
れに
臨
(
のぞ
)
んで
立
(
たつ
)
たる
姿
(
すがた
)
に、
空
(
そら
)
の
月
(
つき
)
恥
(
はぢ
)
らひてか
不圖
(
ふと
)
かゝる
行
(
ゆ
)
く
雲
(
くも
)
の
末
(
すゑ
)
あたり
俄
(
にわか
)
に
暗
(
くら
)
くなる
折
(
をり
)
しも
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
垣
(
かき
)
ごしにさし
出
(
いだ
)
す
我
(
わ
)
が
團扇
(
うちわ
)
、
取
(
とら
)
んと
見
(
み
)
あぐれば
恥
(
はづ
)
かしゝ
美少年
(
びせうねん
)
、
引
(
ひ
)
かんとする
團扇
(
うちわ
)
の
先
(
さき
)
一寸
(
ちよつ
)
と
押
(
おさ
)
へて、
思
(
おも
)
ひにもゆるは
螢
(
ほたる
)
ばかりと
思
(
おぼ
)
し
召
(
め
)
すかと
怪
(
あや
)
しの
一言
(
ひとこと
)
、
暫時
(
しばし
)
は
糸子
(
いとこ
)
われか
人
(
ひと
)
か
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
團扇(うちわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
團
部首:⼞
14画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
“團扇”で始まる語句
團扇草書輕内史
検索の候補
澁團扇
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團扇草書輕内史
“團扇”のふりがなが多い著者
樋口一葉
泉鏡太郎
上司小剣
島崎藤村
作者不詳
泉鏡花
若山牧水
夏目漱石
野村胡堂
岡本綺堂