“指圖”の読み方と例文
新字:指図
読み方割合
さしづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姿すがた婀娜あだでもおめかけではないから、團扇うちは小間使こまづかひ指圖さしづするやうな行儀ぎやうぎでない。「すこかぜぎること」と、自分じぶんでらふそくにれる。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
主人の忠兵衞が指圖さしづすると、内儀のお縫がお勝手へ飛んで行つて、何が無くとも冷飯にあぶさかな、手輕な食事になつてしまひました。
ロチスター氏は何かもつとグレイス・プウルに指圖さしづする爲めに一寸後に殘つた。辯護士は階段を下りながら私に話しかけた。