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婀娜
ふりがな文庫
“婀娜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あだ
87.9%
あで
3.0%
なまめ
3.0%
あだっ
2.0%
あだつ
1.0%
あでやか
1.0%
たおや
1.0%
なよなよ
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだ
(逆引き)
姿
(
すがた
)
は
婀娜
(
あだ
)
でもお
妾
(
めかけ
)
ではないから、
團扇
(
うちは
)
で
小間使
(
こまづかひ
)
を
指圖
(
さしづ
)
するやうな
行儀
(
ぎやうぎ
)
でない。「
少
(
すこ
)
し
風
(
かぜ
)
過
(
す
)
ぎる
事
(
こと
)
」と、
自分
(
じぶん
)
でらふそくに
灯
(
ひ
)
を
入
(
い
)
れる。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
婀娜(あだ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あで
(逆引き)
姿は見えなくなっても私の眼の前から、今の二人の姿だけは消え
失
(
う
)
せないのです。なんという、人魚のような
婀娜
(
あで
)
やかさだろうと思いました。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
婀娜(あで)の例文をもっと
(3作品)
見る
なまめ
(逆引き)
婀娜
(
なまめ
)
かしい襦袢の袖が縺れて、男の肩に
纏綿
(
まとは
)
る。背後から
靠掛
(
もたれかか
)
る樣に抱きついて
密接
(
ぴつたり
)
顏を押し附けると、切なげに身を悶えて
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
婀娜(なまめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
あだっ
(逆引き)
水面には
婀娜
(
あだっ
)
ぽい十六、七の娘と町人らしい二十四、五のチョン
髷
(
まげ
)
に結った色男が、ヒョッコリと亀のように二つの首を並べて出している。
空中征服
(新字新仮名)
/
賀川豊彦
(著)
婀娜(あだっ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あだつ
(逆引き)
何にも見て置く必要があるとまた大弓の前へ来ると、綺麗な凄い程
婀娜
(
あだつ
)
ぽい女が出て来て栄一を引張る。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
婀娜(あだつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あでやか
(逆引き)
そして優しく
綻
(
ほころ
)
びた口許、
婀娜
(
あでやか
)
というか、濃艶滴らんばかりというか! 印度を知ること何ぞ遅かりし! もう誰が何と言っても、印度は私の友達だ。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
婀娜(あでやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
たおや
(逆引き)
大納言は、常のとおり、
布衣
(
ほい
)
、
冠
(
かんむり
)
を
婀娜
(
たおや
)
かに着なして、鮮やかな
輦
(
くるま
)
に乗った。
雑色
(
ぞうしき
)
、牛飼、侍十人以上をつれて、すぐに、西八条へと行った。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
婀娜(たおや)の例文をもっと
(1作品)
見る
なよなよ
(逆引き)
問いつつ
熟々
(
つくづく
)
其の姿を見ると、顔は声よりも猶麗しい、姿も
婀娜
(
なよなよ
)
として貴婦人の様子が有る、若し厳重に批評すれば其の美しさは舞楽に用ゆる天女の仮面と云う様な
塩梅
(
あんばい
)
で
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
婀娜(なよなよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“婀娜”の意味
《名詞》
女性が色っぽく美しいさま。
洗練されているさま。粋なさま。
(出典:Wiktionary)
婀
漢検1級
部首:⼥
11画
娜
漢検1級
部首:⼥
10画
“婀娜”で始まる語句
婀娜者
婀娜女
婀娜姿
婀娜気
婀娜物
婀娜的
婀娜窈窕
検索の候補
婀娜女
婀娜者
婀娜姿
婀娜気
婀娜物
婀娜的
婀娜窈窕
“婀娜”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
橘外男
上司小剣
泉鏡太郎
泉鏡花
木下尚江
三遊亭円朝
徳冨蘆花
牧野富太郎
倉田百三