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婀娜
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あで
ふりがな文庫
“
婀娜
(
あで
)” の例文
姿は見えなくなっても私の眼の前から、今の二人の姿だけは消え
失
(
う
)
せないのです。なんという、人魚のような
婀娜
(
あで
)
やかさだろうと思いました。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
されば、気高いと申しても、
天人神女
(
てんにんしんにょ
)
の
俤
(
おもかげ
)
ではのうて、
姫路
(
ひめじ
)
のお
天守
(
てんしゅ
)
に
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
で燈台の下に何やら書を
繙
(
ひもど
)
く、それ露が
滴
(
したた
)
るように
婀娜
(
あで
)
なと言うて、水道の水で洗い髪ではござらぬ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
婀娜
(
あで
)
な夫人が言った。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“婀娜”の意味
《名詞》
女性が色っぽく美しいさま。
洗練されているさま。粋なさま。
(出典:Wiktionary)
婀
漢検1級
部首:⼥
11画
娜
漢検1級
部首:⼥
10画
“婀娜”で始まる語句
婀娜者
婀娜女
婀娜姿
婀娜気
婀娜物
婀娜的
婀娜窈窕