“布衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほい85.7%
ぬのぎぬ5.7%
ふい5.7%
ぬのこ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時に限り上下でなく衣冠(いかん)を着け天神様のような風をする。供もそれに準じた服を着た。私の父も風折烏帽子(かざおれえぼうし)に布衣(ほい)で供をした。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
なお此処(ここ)に、「富人(とみびと)の家(いへ)の子等(こども)の着る身無(みな)み腐(くた)し棄つらむ絹綿らはも」(巻五・九〇〇)、「麁妙(あらたへ)の布衣(ぬのぎぬ)をだに着せ難(がて)に斯くや歎かむ為(せ)むすべを無み」(同・九〇一)という歌もあるが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
布衣(ふい)から起こって関八州を領した、彼の小田原(おだわら)の北條早雲(そううん)、武蔵七党の随一と云われた、立川宗恒(たてかわむねつね)、同恒成、足利学校の創立者、武人(ぶじん)で学者の上杉憲実(のりざね)。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
結城木綿の二枚布衣(ぬのこ)に西川縞の羽織を着て、盲縞の腹掛股引に白足袋という拵えで新しい麻裏草履を突(つッ)かけ、何所(どこ)で奢って来たか笹折(さゝおり)を提(さ)げ
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)