“身無”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みな33.3%
みなし33.3%
ミナシ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお此処ここに、「富人とみびといへ子等こどもの着る身無みなくたし棄つらむ絹綿らはも」(巻五・九〇〇)、「麁妙あらたへ布衣ぬのぎぬをだに着せがてに斯くや歎かむむすべを無み」(同・九〇一)という歌もあるが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
そのヒダ王朝の嫡流の最後の人を祀ったものらしく、水無みなし神社は身無みなし神社の意であろうと私は解しております。
飛騨の顔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
水無ミナシ身無ミナシで、その墓に屍体がないという意にも解せられないことはない。