『安吾の新日本地理（あんごのしんにほんちり）：07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻――（07 ひだ・たかやまのまっさつ――ちゅうぶのまき――）』

飛騨（実にメンドウな字だから以後カナで書かせてもらいますよ）は日本の古代史では重大きわまる土地であります。 隣りの信濃はタケミナカタの神がスワ湖へ逃げてきて天孫に降参したという国ゆずり事変の最後の抵抗地点で日本神話では重要なところだ。ところ …

著者	坂口安吾
ジャンル	文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出	「文藝春秋　第二九巻第一二号」1951（昭和26）年9月1日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約56分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間33分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

頂（イタダキ） 連（ムラジ） 頸（ウナジ） 王（キミ） 越（コシ） 主（ヌシ） 水内（ミノチ） 一位（イチイ） 小坂（オサカ） 身無（ミナシ） 三野（ミノ） 血沼（チヌ） 上野（こうずけ） 水無（ミナシ） 河曲（カワク） 濁江（ニゴゴウ） 両面（リョウメン） 道作（ミチツク） 高岳（たかおか） 赤兄（あかえ） 行宮（あんぐう） 膕踵（ヨボロクボ） 羨道（えんどう） 百伝（モモツタ） 狭投（サナケ） 熊襲（くまそ） 朕（ちん） 智尊（チソン） 日面（ヒオモ） 巨坂（オオサカ） 山前（ヤマザキ） 富波（フハ） 国造（くにのみやつこ） 伊瀬（イセ） 仆（たお） 下保（シモホ） 三和（ミワ）

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