『安吾の新日本地理（あんごのしんにほんちり）：01 安吾・伊勢神宮にゆく（01 あんご・いせじんぐうにゆく）』

この元日に飛行機にのった。三月ごろから内地に航空路ができるについて読売新聞で試験飛行をやった。それに乗ったのである。ノースウエスト航空会社のＤＣ四型という四発機。四千五百メートルぐらいの高度で大阪まで往復したのだが、戦前までの航空旅行の概念 …

著者	坂口安吾
ジャンル	文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出	「文藝春秋　第二九巻第四号」1951（昭和26）年3月1日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約29分（500文字/分）
朗読目安時間	約48分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

大神（オオミワ） 此（かく） 石神（シャグジ） 外宮（げくう） 誼（よしみ） 面勝（オモカツ） 鮓久（スシキュウ） 匆々（そうそう） 孝雄（よしお） 尚（なお） 情誼（じょうぎ） 拍手（かしわで） 産土（うぶすな） 訛（なま） 金鵄（きんし）

題名が同じ作品

安吾の新日本地理：02 道頓堀罷り通る （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：03 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：04 飛鳥の幻――吉野・大和の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：05 消え失せた沙漠―大島の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：06 長崎チャンポン――九州の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：08 宝塚女子占領軍――阪神の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：09 秋田犬訪問記――秋田の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）

安吾の新日本地理：10 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― （新字新仮名）／ 坂口安吾 （著）