“情誼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうぎ90.3%
よしみ6.5%
じやうぎ3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文蔵は仮親かりおやになるからは、まことの親と余り違わぬ情誼じょうぎがありたいといって、渋江氏へ往く三カ月ばかり前に、五百を我家わがいえに引き取った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
故人への情誼よしみで御親切にし始めたのであれば、君はどこまでもきれいな心でお交際つきあいをしなければならないよ。
源氏物語:37 横笛 (新字新仮名) / 紫式部(著)
利害りがい打算ださんからへば無論むろんことたん隣人りんじん交際かうさいとか情誼じやうぎとかてんからても、夫婦ふうふはこれよりも前進ぜんしんする勇氣ゆうきたなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)