“交際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきあ36.0%
つきあい32.3%
つきあひ9.3%
づきあい4.1%
こうさい3.5%
まじわり2.0%
かうさい1.7%
まじわ1.5%
づきあ0.9%
まじはり0.9%
つきあつ0.9%
つきあわ0.6%
つきええ0.6%
つきえゝ0.6%
つきお0.6%
づきあひ0.6%
ゆきき0.6%
つき合0.3%
かうえき0.3%
つき0.3%
つきあう0.3%
つきあっ0.3%
つきやい0.3%
つれあい0.3%
づきええ0.3%
まじ0.3%
まじは0.3%
まじらひ0.3%
まじわる0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「眠れるかどうか、やってみる……赤酒をください。三十CCぐらい……心臓というのは気むずかしいやつでね、交際いきれないよ」
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
茂兵衛 (声)こちらはお蔦さんと仰有います方のおじゃございませんか、わたくしは川向うの人と交際を持たねえ者でござんす。
一本刀土俵入 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
それに引代へて私の家は、両親共四十の坂を越した分別盛り、(叔父は三十位であつた。)父は小心な実直者で、酒は交際に用ゆるだけ。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
そこは軍人交際の概して何事も派手に押し出してする方なるが、こなたはどこまでも昔風むしろ田舎風の、よくいえば昔忘れぬたしなみなれど
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
この先生もどちらかといえば、あまり交際をしない変人でありましたが、こんなことから、をするようになりました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
鶉坂の老人は、五百之進とは、刎頸交際があった。そして、わが子郁次郎許嫁である花世を、ほんとの子みたいに可愛がッていた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
きたとか、交際とかとふものとはで、適切ではりませんが、へば書物はノタで、談話唱歌でせう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
集まってくる連中のなかには、なかなか面白い手合いがある。ああいう手合いと交際るのも、必要があろうというものだよ。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうして、世間態の表面の様子は、世間並に池上とわたくしとは夫妻のように見せかけ、内実では葛岡も加えてきれいな三人のお友だち交際いをする。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そして、その無邪氣さや、陽氣なおべりや、氣に入らうとする努力で、お互ひの交際に滿足する程度の愛着を私の心に起さした。
交際ては存のやさしい處があつて女ながらも離れともない心持がする、あゝ心とて仕方のないもの面ざしが何處となく冴へて見へるは彼の子の本性が現はれるのであらう
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「だから、だんだん交際人がなくなるんさ。平田さんが来る時分には、あんなに仲よくしていた小万さんでさえ、もうとうから交際ないんだよ」
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
諾来た、と頼まれて、紙入を隠してやったのが暴露たんで、掏摸の同類だ、とか何とか云って、旦那方の交際が面倒臭くなったから、引払って駈落だとね。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
亥「今のお嫁入りとえんだりにしましょう、共は交際いものだから裏店えでありながら、強飯が八百人というので」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何しろ二十年も会わんのやけに、しっかりしたことはいえんけど、子供の時から交際うた宗太郎さんやけに、まるきり見違えたともいえんいうてな。
父帰る (新字新仮名) / 菊池寛(著)
それまでは、彼等は互に友達交際親類交際をして、仲よく往来して居た。が、お雪伯母が家に入つてからは、彼等は言合せたやうに次第に伯父から離れて行つた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
いうまでもなくての管理人と同じように振舞って、村で小金でもためていそうな連中とは互いに交際をしたり、子供の名附親になったりするが
美くしくもなくれた頭を持って居ると云うでもない京子と気まずい思い一つしずにこの久しい間の交際たれて居るのは不思議だと云っても好い事だった。
千世子(二) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
最後にアイヌの爲に北海道の地よりに北方に追ひ遣られたるならんと考へらるアイヌとはコロボックルとて平和の交際をも爲したりしと云ふに如何にして、不和を生じて相別かるるに至りしか。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
『——ならば、よいではございませんか。この先に美味汁粉屋ができましたね。右衛門七のやつも、先刻、食べたいなどと云っていましたから、交際あっておやんなさいな』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どう考えても交際のはでならなかった健三は、またどうしてもそれを断わるのを不義理と認めなければ済まなかった。彼は厭でも正しい方に従おうと思いめた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
容子ががらりと打って変り、「の爪でも出すだろうと面倒ながら交際た。人愉快もねえ駄味噌を並べて、あたら寿命を縮めたね、こう、お綾。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……ウーイプー……お勢がたいというもんだから仕様事なしのお交際て見たがネ、思ッたよりはサ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
まで案ずる事はあるまい。交際のありがちな稼業の事、途中で友だちに誘はれて、新宿あたりへぐれたのだ、とう思へば済むのであるから。
夜釣 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
唄う方も身につまされて、これでもお前さん、人間交際もすりゃ、女出入も知らねえじゃあねえ。い時を思い出して、何となく、我身ながら引入れられて、……覚えて、ついぞねえ、一生に一度だ。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ホレーショー。おぬしこそはわしが交際ろうた人のなかの真の君子人じゃ」
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
るに女の身なれば多くの人に交際るには遊女に如事なし彼の幸之進殿所持せられし大小印形に勿論衣類紙入胴卷は妾がたれば覺えあり是を證據に神佛へひを掛け尋ね出し敵を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すべて世の交際を避けおのがを行はんためその僕等と共にとゞまりてこゝに住みこゝにそのを殘せり 八五—八七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
一方豪奢な行列を調え、城下を堂々と練るかと思うと、他方軽輩の姿をして、地下の人達と交際のを、ひどく得意にして、好いたものである。
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)