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『暦』
ふりがな文庫
『
暦
(
こよみ
)
』
「実枝、年忌の手紙出しといたか」 奥の部屋で出勤前の身支度をしながらのクニ子の声がせかせかと聞えた。茶の間の実枝は赤い箸でたくあんを挾み、わざとゆっくりと前歯で噛みながら、 「ん」と、どっちつかずの返事をした。 「ん、じゃないでほんまに、ま …
著者
壺井栄
初出
「新潮」1940(昭和15)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間54分(500文字/分)
朗読目安時間
約3時間9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
目
(
まば
)
家
(
く
)
荒
(
あらら
)
人
(
ど
)
祖父
(
じ
)
子
(
こお
)
帰
(
い
)
懐
(
ふとこ
)
言
(
ごん
)
資
(
もとで
)
徳利
(
どっくり
)
法師
(
ぼっち
)
嫁
(
ゆ
)
在
(
ざい
)
飯
(
まま
)
伯父
(
おっ
)
病
(
わずら
)
鉤
(
ばり
)
偉
(
え
)
冷
(
さ
)
群
(
むら
)
後
(
おく
)
交際
(
づきあい
)
祖母
(
そぼ
)
来
(
く
)
関
(
かかわ
)
省
(
かえりみ
)
羨
(
うら
)
者
(
もん
)
姑
(
しゅうと
)
撓
(
た
)
外
(
はず
)
暴
(
あ
)
和
(
やわら
)
梳
(
と
)
凍
(
こお
)
現
(
あらわ
)
上
(
あが
)
玩具
(
がんぐ
)
食
(
く
)
伴
(
ともな
)
風
(
ふう
)
煎
(
い
)
掌
(
て
)
媼
(
ばあ
)
萎
(
な
)
婚家
(
こんか
)
実枝
(
みい
)
洩
(
もら
)
小
(
こ
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
苛
(
さいな
)
行
(
い
)
撮
(
と
)
堪
(
た
)
仇
(
かたき
)
担
(
にな
)
日向
(
ひゅうが
)
扶持
(
ぶち
)
因
(
もと
)
看経
(
かんぎょう
)
暇
(
ひま
)
訊
(
たず
)
暗
(
やみ
)
仰
(
あお
)
紙幣
(
しへい
)
下子
(
したご
)
貰
(
もろ
)
買
(
こ
)
独楽
(
ごま
)
贔屓
(
びいき
)
起
(
お
)
目
(
ま
)
慣
(
なら
)
錆
(
さ
)
欺
(
だま
)
脹
(
は
)
吐
(
は
)
吊
(
つる
)
板木
(
ばんぎ
)
隔
(
へだた
)
快
(
よ
)
去
(
い
)
鉤
(
はり
)
造作
(
ぞうさく
)
悦
(
えつ
)
業
(
ごう
)
響
(
ひび
)
病
(
や
)
瑠璃
(
るり
)
立皺
(
たてじわ
)
箍
(
たが
)
溢
(
あふ
)
箔
(
はく
)
箪笥
(
たんす
)
箸
(
はし
)
烏
(
からす
)
滅入
(
めい
)
節季
(
せっき
)
絞
(
しぼ
)