“紙幣”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さつ79.8%
しへい16.7%
おさつ2.4%
かね1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“紙幣”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語7.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
矢部は、紙幣さつをありがたそうにいただいて、ポケットにおさめたが、そのあとで訴えるような目つきでいったことである。
脳の中の麗人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
端へ出るのさえ、後を慕って、紙幣さつ引摺ひきずられるような負惜まけおしみの外聞があるので、角の処へも出ないでいた。
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかし夏雄が黄金わうごんを愛したのは、千葉勝ちばかつ紙幣しへいを愛したやうに、黄金の力を愛したのではあるまい。
点心 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そこで、爺さんは、もういくらも入っていないがま口をしらべました。中には十円紙幣しへいが二枚入っていたきりです。
海からきた卵 (新字新仮名) / 塚原健二郎(著)
紙幣おさつの十枚位は枕の下にしていないと眠れませんよ。年をとるとただもうお金ですよ。」そして彼女はひひひと笑った……。
生あらば (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
その時分上海が非常なインフレになつたので、紙幣おさつをかばんに一ぱいつめ込んでレストーランに行き料理をたべる話なぞきかせた。
コーヒー五千円 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
翌日は二束三束の紙幣かね調へたまひて、直ぐにあなたへ送らせたまひしかば。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)