紙幣かね)” の例文
翌日は二束三束の紙幣かね調へたまひて、直ぐにあなたへ送らせたまひしかば。一週間をも経たぬ内に、我は床しきその人を、またも明け暮れ見る事を得てき。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)