“紙幣入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみいれ40.0%
かみい20.0%
さつい20.0%
さついれ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所持っていらしった紙幣入かみいれの中に、斯ういうものがありましたので、玉塚商店の方からようやくお宅が知れたような次第です
秘められたる挿話 (新字新仮名) / 松本泰(著)
手帳もなければ、紙幣入かみいれもない。銀貨銅貨一つさえ見当らなかった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして内ポケットから持っていった紙幣入さついれを取戻そうと争っていると、いきなり相手が探偵の手に噛みついた。
おびあひだから紙幣入さついれを出して幾許いくらはらひをしてかへる時に、重い口からちよいと世辞せじつてきましたから、おほきに様子やうすよろしうございました。
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)