“玩具”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもちゃ67.7%
おもちや23.4%
がんぐ6.9%
ぐわんぐ0.6%
もてあそび0.6%
もてあそびもの0.3%
ジュウジュウ0.3%
トイ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども青い幌(ほろ)を張った、玩具(おもちゃ)よりもわずかに大きい馬車が小刻みにことこと歩いているのは幼目にもハイカラに見えたものである。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
独りで鳴るラジオはゆき子には珍しい玩具(おもちや)だつた。夕方、ジョオが戻つて行つてから、ゆき子は貰つた石けんを持つて銭湯に行つた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
殊に少年や少女などに画本(えほん)や玩具(がんぐ)を与える傍ら、ひそかに彼等の魂を天国へ誘拐しようとするのは当然犯罪と呼ばれなければならぬ。
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
次はお妾(めかけ)のお若の部屋、それは奧方の部屋よりも明るく大きく、庶腹(しよふく)の子の徳松が、玩具(ぐわんぐ)を部屋一パイに散らばして遊んで居ります。
マケロニ(麪(めん)類の名)つけたる大いなる玩具(もてあそび)の柄つきの鈴を笏(こつ)として持たせたり。
人々は我に果子(くわし)、くだもの、玩具(もてあそびもの)など與へて、なだめ賺(すか)し、おん身が母は今聖母の許にいませば、日ごとに花祭ありて、めでたき事のみなりといふ。又あすは今一度母上に逢はせんと慰めつ。
彼女は、自然を玩具(ジュウジュウ)の世界にして、その幻の中でのみ生きている女だった。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その他に私は、パパ・ハイドンの真面目(しんめんぼく)を発揮するものとして「玩具(トイ)シンフォニー」を挙げておきたい。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂、野村あらえびす(著)