“笏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃく73.1%
しやく19.2%
こつ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで唯かしらを垂れたまま、おしのように黙っていました。すると閻魔大王は、持っていた鉄のしゃくを挙げて、顔中のひげを逆立てながら
杜子春 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そこで唯頭を垂れた儘、おしのやうに黙つてゐました。すると閻魔大王は、持つてゐた鉄のしやくを挙げて、顔中のひげを逆立てながら
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この通事は身分の高い家に仕えている者であったので、その主人が牛三頭と白金一こつをつぐなうことにして、梁氏に示談を申し込んだ。