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笏
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こつ
ふりがな文庫
“
笏
(
こつ
)” の例文
この通事は身分の高い家に仕えている者であったので、その主人が牛三頭と白金一
笏
(
こつ
)
をつぐなうことにして、梁氏に示談を申し込んだ。
中国怪奇小説集:12 続夷堅志・其他(金・元)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
マケロニ(
麪
(
めん
)
類の名)つけたる大いなる
玩具
(
もてあそび
)
の柄つきの鈴を
笏
(
こつ
)
として持たせたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
其状鎧を
被
(
かうぶ
)
り
幞頭
(
ぼくとう
)
を
冠
(
くわん
)
し手に
笏
(
こつ
)
を持る、顔貌も甚
厳
(
おごそか
)
ならず。造作の様頗る古色あり。豊岡八幡の社に
詣
(
いた
)
る。境中狭けれども一
茂林
(
もりん
)
なり。
茅茨
(
ばうじ
)
の鐘楼あり。一里卅丁板鼻駅、二里十六丁松井田駅なり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
慢心和尚は
笏
(
こつ
)
を取って、机を一つトンと叩き
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“笏”の解説
笏(しゃく)とは、日本において束帯の着用の際、右手に持つ細長い板である。
(出典:Wikipedia)
笏
漢検1級
部首:⽵
10画
“笏”を含む語句
王笏
支笏
笏杖
蛇笏
仲笏
御笏
御笏代
法笏
笏代
笏形
笏拍手
笏梧朗