トップ
>
田畑修一郎
ふりがな文庫
田畑修一郎
(
たばたしゅういちろう
)
1903.09.02 〜 1943.07.23
“田畑修一郎”に特徴的な語句
温和
(
おとな
)
母屋
(
おもや
)
煩
(
うる
)
匍
(
は
)
犇
(
ひし
)
自家
(
うち
)
赭
(
あか
)
鮮
(
あざや
)
著者としての作品一覧
石ころ路
(新字新仮名)
読書目安時間:約39分
島へ着いた翌日から強い風が出て、後三日にわたって吹いて吹き捲った。雨も時々まじったが、何より風の強さに驚いた。島の人に訊くと、こんな風ならしょっちゅうだと言う。もっとひどいときのは …
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
読書目安時間:約4時間32分
この物語の主人公である高間房一の生ひ育つた河原町は非常に風土的色彩の強い町であつた。海抜にしてたかだか千米位の山脈が蜿蜒としてつらなり入り乱れてゐる奥地から、一条の狭いしかし水量の …
出雲鉄と安来節
(新字旧仮名)
読書目安時間:約11分
出雲に於ける鉄工業が上古以前からのものであることは、古事記の天叢雲剣の神話によつても想像されてゐるところだ。現在でも、その中心地は、鳥上の地、すなはち船通山を中心にした隣接地方に在 …
栄螺
(新字新仮名)
読書目安時間:約4分
私はもう何年か夏の海に遠ざかっている。海で泳ぐ快味は忘れはしないが段々縁がなくなるようだ。私は日本海沿岸に近い所に生れたので、幼い時から夏になると殆ど毎日のように海へ入った。 私の …
鳥羽家の子供
(新字旧仮名)
読書目安時間:約49分
松根は五人目の軍治を生んだ時にはもう四十を越えてゐた。子供の間が遠くて、長女の民子はその時他へ嫁いでゐた位だつたが、男の児と云つては、長男の竜一が漸く小学校に上つた許りであり、次の …
南方
(旧字旧仮名)
読書目安時間:約23分
島へ來てもう一月近くになるが、なんて風の吹くところだらう。着いた最初の日、濱邊から斷崖の急坂をのぼつて、榛の木の疎林、椿のたち並んだ樹間の路を、神着村の部落まで荷物をつけた大きな牛 …
盆踊り
(旧字旧仮名)
読書目安時間:約7分
東京に住んで十一年になるが、ずつと郊外だつたから私は東京の夏祭がどんなものかまるで知らない。私には東京の夏は暑くて殺風景だ。ごくまれに、手拭と黒褌とを入れた袋をぶら下げて神宮のプー …
“田畑修一郎”について
田畑 修一郎(たばた しゅういちろう、本名:田畑 修蔵(たばた しゅうぞう)、1903年(明治36年)9月2日 - 1943年(昭和18年)7月23日)は、島根県出身の作家。代表作は1933年に発表し、芥川賞候補にもなった『鳥羽家の子供』。
(出典:Wikipedia)
“田畑修一郎”と年代が近い著者
1902年生まれ|
里村欣三
渡辺温
1903年生まれ|
落合ユキ子
北村兼子
三岸好太郎
山本周五郎
楠田匡介
小津安二郎
山之口貘
古川アヤ
平林彪吾
江森盛弥
島木健作
古川緑波
伊藤永之介
村山籌子
神西清
酒井嘉七
橋本五郎
芝不器男
林芙美子
知里幸恵
金子ふみ子
小林多喜二
1904年生まれ|
武田麟太郎
きょうが誕生日(1月30日)
秋田雨雀
(1883年)
高見順
(1907年)
きょうが命日(1月30日)
橋本進吉
(1945年)
河上肇
(1946年)
沖野岩三郎
(1956年)
マハトマ・ガンジー
(1948年)
今月で生誕X十年
池田輝方
(生誕190年)
ペドロ・アントニオ・アラルコン
(生誕190年)
徳富蘇峰
(生誕160年)
河野常吉
(生誕160年)
岩野泡鳴
(生誕150年)
小林一三
(生誕150年)
蜷川新
(生誕150年)
秋田雨雀
(生誕140年)
河本大作
(生誕140年)
矢内原忠雄
(生誕130年)
百田宗治
(生誕130年)
金子ふみ子
(生誕120年)
田中英光
(生誕110年)
今月で没後X十年
エドワード・ジョージ・アール・ブルワー・リットン
(没後150年)
板倉勝宣
(没後100年)
堺利彦
(没後90年)
ゲオルヒ・ヒルシュフェルド
(没後80年)
石原忍
(没後60年)
今年で生誕X百年
ブレーズ・パスカル
(生誕400年)
与謝野礼厳
(生誕200年)
勝海舟
(生誕200年)
ジャン・アンリ・ファーブル
(生誕200年)
今年で没後X百年
デイヴィッド・リカード
(没後200年)
有島武郎
(没後100年)
大杉栄
(没後100年)
辻村伊助
(没後100年)
伊藤野枝
(没後100年)
富田木歩
(没後100年)
板倉勝宣
(没後100年)
愛知敬一
(没後100年)
関根黙庵
(没後100年)
ピエール・ロティ
(没後100年)