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武田麟太郎
ふりがな文庫
武田麟太郎
(
たけだりんたろう
)
1904.05.09 〜 1946.03.31
“武田麟太郎”に特徴的な語句
莫迦
(
ばか
)
如何
(
どう
)
呶鳴
(
どな
)
頽
(
くづ
)
喚
(
わめ
)
晩
(
おそ
)
歪
(
いび
)
煩
(
わづら
)
罵
(
ののし
)
著者としての作品一覧
一の酉
(新字旧仮名)
読書目安時間:約29分
帯と湯道具を片手に、細紐だけの姿で大鏡に向ひ、櫛をつかつてゐると、おきよが、ちよつと、しげちやん、あとで話があるんだけど、と云つた、——あらたまつた調子も妙だが、それよりは、平常は …
釜ヶ崎
(新字旧仮名)
読書目安時間:約38分
カツテ、幾人カノ外来者ガ、案内者ナクシテ、コノ密集地域ノ奥深ク迷ヒ込ミ、ソノママ行先不明トナリシ事ノアリシト聞ク——このやうに、ある大阪地誌に下手な文章で結論されてゐる釜ヶ崎は「ガ …
現代詩
(新字旧仮名)
読書目安時間:約24分
とにかく自分はひどく疲れてゐる。朝から数度にわたつて解熱剤を服んで見るが、熱は少しも下らない。もつとも、この熱さましの頓服と云ふのは、銭惜しみする妻が近くの薬局で調合させた得態の知 …
大凶の籤
(新字旧仮名)
読書目安時間:約29分
どんな粗末なものでも、仕立下しの着物で町を歩いてゐて、時ならぬ雨に出逢ふ位、はかないばかり憂欝なものはない。いや、私の神経質は、ちよつと汗をかくのにも、ざらざらと砂埃を含んだ風に吹 …
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
読書目安時間:約36分
白い雲。ぽつかり広告軽気球が二つ三つ空中に浮いてゐる。——東京の高層な石造建築の角度のうちに見られて、これらが陽の工合でキラキラと銀鼠色に光つてゐる有様は、近代的な都市風景だと人は …
反逆の呂律
(新字旧仮名)
読書目安時間:約12分
囚衣を脱ぐ。しかし、着るものがなかつた。連れて来られた時は木綿縞の袷だつた。八月の炎天の下をそれでは歩けないだらう。考へて襦袢一枚になつた。履きものには三銭の藁草履を買つた。 仙吉 …
落語家たち
(新字旧仮名)
読書目安時間:約9分
金車亭が経営不振の果てに、浪花節に城を明け渡したといふ。市内の色物席が次から次へとつぶれて行くと聞く時、この浅草の古い席も時代の波に押されて同じ悲運に際会したのかと思へば、私個人こ …
“武田麟太郎”について
武田 麟太郎(たけだ りんたろう、1904年(明治37年)5月9日 - 1946年(昭和21年)3月31日)は、日本の小説家。代表作に、『暴力』『日本三文オペラ』『市井事』『井原西鶴』『銀座八丁』『一の酉』などがある。長男は詩人の武田文章(1933-1998)、次男は河出書房の編集者の武田穎介(1935-2001)。
(出典:Wikipedia)
“武田麟太郎”と年代が近い著者
1903年生まれ|
林芙美子
知里幸恵
田畑修一郎
金子ふみ子
小林多喜二
島木健作
1904年生まれ|
堀辰雄
村崎敏郎
淀野隆三
富田常雄
大坪砂男
木村好子
丹沢明
下川儀太郎
今野大力
戸田豊子
長谷健
細井吉造
大庭武年
青柳喜兵衛
正岡容
中山省三郎
平田晋策
1905年生まれ|
加藤文太郎
原民喜
きょうが誕生日(11月21日)
伊東忠太
(1867年)
関口存男
(1894年)
伊藤永之介
(1903年)
きょうが命日(11月21日)
和田万吉
(1934年)
会津八一
(1956年)
桂小南
(1947年)
上村経吉
(1922年)
山田済斎
(1952年)
吉田松陰
(1859年)
式場隆三郎
(1965年)
今月で生誕X十年
モーリス・ルブラン
(生誕160年)
楠山正雄
(生誕140年)
関口存男
(生誕130年)
佐佐木茂索
(生誕130年)
小穴隆一
(生誕130年)
今月で没後X十年
成島柳北
(没後140年)
濹上漁史
(没後140年)
押川春浪
(没後110年)
江見水蔭
(没後90年)
和田万吉
(没後90年)
尾上梅幸
(没後90年)
辻潤
(没後80年)
尾崎秀実
(没後80年)
三遊亭金馬
(没後60年)
今年で生誕X百年
ジョージ・マクドナルド
(生誕200年)
芥川紗織
(生誕100年)
間所紗織
(生誕100年)
今年で没後X百年
ジェーン・テーラー
(没後200年)
山村暮鳥
(没後100年)
黒田清輝
(没後100年)
アナトール・フランス
(没後100年)
原勝郎
(没後100年)
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(没後100年)
郡虎彦
(没後100年)
フランツ・カフカ
(没後100年)