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晩
ふりがな文庫
“晩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばん
52.4%
おそ
42.0%
おく
2.3%
くれ
1.2%
く
1.0%
オソ
0.7%
ばーん
0.2%
ひとばん
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばん
(逆引き)
よくいいつかったことを
忘
(
わす
)
れたり、また、
晩
(
ばん
)
になると、じきに
居眠
(
いねむ
)
りをしましたので、よく
叔父
(
おじ
)
さんから、
小言
(
こごと
)
をいわれていました。
人の身の上
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
晩(ばん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おそ
(逆引き)
夕餉
(
ゆうげ
)
が少し
晩
(
おそ
)
くなって済んだ、女房は一風呂入ろうと云う、糸七は寐る前にと、その間をふらりと宿を出売、奥の院の道へ向ったが
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
晩(おそ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おく
(逆引き)
今に至って小田原へ参向するとも時は
晩
(
おく
)
れ居り、遅々緩怠の罪は免るるところはござらぬ、たとえ厳しく
咎
(
とが
)
められずとも所領を召上げられ
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
晩(おく)の例文をもっと
(13作品)
見る
▼ すべて表示
くれ
(逆引き)
髪の毛も大方は
白髪
(
しらが
)
になるにつき心まで愚痴に相成候と見え、今年の
晩
(
くれ
)
には
御地
(
おんち
)
へ参られるとは知りつつも、何とのう待遠にて、毎日ひにち指のみ折暮らし※
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
晩(くれ)の例文をもっと
(7作品)
見る
く
(逆引き)
トいう
光景
(
ありさま
)
で、母親も叔父夫婦の者も
宛
(
あて
)
とする所は思い思いながら一様に今年の
晩
(
く
)
れるを
待詫
(
まちわ
)
びている
矢端
(
やさき
)
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
晩(く)の例文をもっと
(6作品)
見る
オソ
(逆引き)
晩
(
オソ
)
かれ早かれ、ありさうな氣のする次の都——どうやらかう、もつとおつぴらいた平野の中の
新京城
(
シンケイジヤウ
)
にでも、來てゐるのでないかと言ふ氣が、ふとしかゝつたのを、危く喰ひとめた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
晩(オソ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ばーん
(逆引き)
朝
(
あーちゃ
)
から
晩
(
ばーん
)
までたーだ立ち通ち
野ざらし
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
晩(ばーん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとばん
(逆引き)
「お
別
(
わか
)
れに、みんな
集
(
あつ
)
まって、たのしく一
晩
(
ひとばん
)
おくりましょう。」と、それらの
人
(
ひと
)
たちは、
話
(
はな
)
しあいました。
雪の上の舞踏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
晩(ひとばん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“晩”の意味
《名詞》
(バン)夕方。
(出典:Wiktionary)
“晩”の解説
晩(ばん)とは、夕暮れと夜の間の時間帯のことであり、どちらの意味でも使われる。ただし、最近は「夜」という意味に変化しつつある。
(出典:Wikipedia)
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
“晩”を含む語句
晩餐
早晩
昨晩
晩食
晩方
毎晩
晩秋
晩春
明晩
晩酌
晩飯
前晩
歳晩
晩景
晩稻
一晩
今晩
晩餐会
晩稲
翌晩
...
“晩”のふりがなが多い著者
小川未明
楠山正雄
泉鏡花
吉川英治
永井荷風
室生犀星
夏目漱石
石川啄木
新美南吉
国枝史郎