“晩秋”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おそあき44.4%
ばんしゅう33.3%
ばんしう16.7%
あき5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“晩秋”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
文学 > ドイツ文学 > 詩15.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
晩秋おそあきの晴れた一日ひとひが、いつか黄昏たそがれて、ほんのりと空を染めていた夕映ゆうばえも、だんだんにうすれて行く頃だ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
晩秋おそあきの空ゆく黄雲きぐもはたのいろ、見るのどかに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
雨がちたり日影ひかげがもれたり、るとも降らぬともさだめのつかぬ、晩秋ばんしゅうそらもようである。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
晩秋ばんしゅうひかりが、さくらのこずえにのこった、わずかばかりのすかして、はなよりもきれいにせています。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
晩秋ばんしうえた空氣くうき地上ちじやうすべてを乾燥かんさうせしめる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじ田畑たはた晩秋ばんしう收穫しうくわくがみじめなものであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
後はまた、それからそれへと種々なことを取留めもなく考えながら、呆然ぼんやり縁側に立って、遠くの方を見ると、晩秋あきの空は見上げるように高く、清浄きれいに晴れ渡って、世間が静かで、ひいやりと、自然ひとりでに好い気持がして来る。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)