“ばんしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
播州83.3%
晩秋12.5%
番衆4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかも江戸にも播州ばんしゅうにも和歌山にも皿屋敷があったり、真言宗が拡まった国には必ず弘法大師三鈷さんこの松類似の話があったり
それを正面のたかき石段いしだんにあおいで、ひろい平地へいち周囲しゅういも、またそれからながめおろされる渓谷けいこくも、四の山もさわ万樹ばんじゅ鮮紅せんこうめられて、晩秋ばんしゅう大気たいきはすみきッている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっともそれは、俗に『番衆ばんしゅう番衆ばんしゅう』とばれる軽輩の番士役に限ってはいたが。
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)