トップ
>
鮮紅
ふりがな文庫
“鮮紅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんこう
57.1%
からくれない
21.4%
からくれなゐ
14.3%
あかさ
7.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんこう
(逆引き)
男は
萌黄
(
もえぎ
)
のソフトをかぶり、女は褪紅の外套を着け、その後より
鮮紅
(
せんこう
)
の帽かむりし二人の男女の小児爽やかに走りゆく。
春の暗示
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鮮紅(せんこう)の例文をもっと
(8作品)
見る
からくれない
(逆引き)
のみならず、会心の男が出来て、これはと思うその胸へ、グザと
刃
(
やいば
)
を描いて刺す時、膚を当てると、
鮮紅
(
からくれない
)
の露を絞って、
生血
(
いきち
)
の
雫
(
しずく
)
が
滴点
(
したた
)
ると言います。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鮮紅(からくれない)の例文をもっと
(3作品)
見る
からくれなゐ
(逆引き)
今
(
いま
)
考
(
かんが
)
へると、それが
矢張
(
やつぱ
)
り、あの
先刻
(
さつき
)
の
樹
(
き
)
だつたかも
知
(
し
)
れません。
同
(
おな
)
じ
薫
(
かをり
)
が
風
(
かぜ
)
のやうに
吹亂
(
ふきみだ
)
れた
花
(
はな
)
の
中
(
なか
)
へ、
雪
(
ゆき
)
の
姿
(
すがた
)
が
素直
(
まつすぐ
)
に
立
(
た
)
つた。が、
滑
(
なめら
)
かな
胸
(
むね
)
の
衝
(
つ
)
と
張
(
は
)
る
乳
(
ちゝ
)
の
下
(
した
)
に、
星
(
ほし
)
の
血
(
ち
)
なるが
如
(
ごと
)
き
一雫
(
ひとしづく
)
の
鮮紅
(
からくれなゐ
)
。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鮮紅(からくれなゐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あかさ
(逆引き)
見る見る、錦子の
耳朶
(
みみたぶ
)
が、
葉鶏頭
(
はげいとう
)
のような
鮮紅
(
あかさ
)
の色になって、
躰
(
からだ
)
をギュッと縮め、いよいよ
俯向
(
うつむ
)
いてしまった。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
鮮紅(あかさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鮮
常用漢字
中学
部首:⿂
17画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“鮮紅”で始まる語句
鮮紅色
鮮紅燦々
検索の候補
鮮紅色
鮮紅燦々
“鮮紅”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花
北原白秋
長谷川時雨
小川未明