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一雫
ふりがな文庫
“一雫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとしずく
87.0%
ひとしづく
13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとしずく
(逆引き)
ただ
一雫
(
ひとしずく
)
の露となって、
逆
(
さかさ
)
に落ちて吸わりょうと、
蕩然
(
とろり
)
とすると、痛い、
疼
(
いた
)
い、痛い、疼いッ。肩のつけもとを
棒切
(
ぼうぎれ
)
で、砂越しに
突挫
(
つきくじ
)
いた。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なにも礼を言われたいために危険を
冒
(
おか
)
して来たのではないけれども、人の情に対する感謝の美しい
一雫
(
ひとしずく
)
を見たいものと思わないではなかったのに、この人は
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一雫(ひとしずく)の例文をもっと
(20作品)
見る
ひとしづく
(逆引き)
一體
(
いつたい
)
、
水
(
みづ
)
と
云
(
い
)
ふものは、
一雫
(
ひとしづく
)
の
中
(
なか
)
にも
河童
(
かつぱ
)
が
一個
(
ひとつ
)
居
(
ゐ
)
て
住
(
す
)
むと
云
(
い
)
ふ
國
(
くに
)
が
有
(
あ
)
りますくらゐ、
氣心
(
きごころ
)
の
知
(
し
)
れないものです。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
他でもない、波斯では
未亡人
(
ごけ
)
さんといふ
未亡人
(
ごけ
)
さんは、亭主に死別れてからは、毎日々々涙を
一雫
(
ひとしづく
)
も
零
(
こぼ
)
さないやうに小瓶に溜めておいて、それが二本溜まると、喪を
廃
(
や
)
める事になつてゐるからだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
一雫(ひとしづく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“一雫”の解説
「一雫」(ひとしずく)は、日本のガールズロックバンド・ZONEのメジャー6作目(通算7作目)のシングル。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
雫
漢検準1級
部首:⾬
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一雫”のふりがなが多い著者
村井弦斎
徳冨蘆花
ニコライ・ゴーゴリ
泉鏡花
蒲原有明
夏目漱石
佐々木邦
中里介山
泉鏡太郎
薄田泣菫