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『人魚の祠』
ふりがな文庫
『
人魚の祠
(
にんぎょのほこら
)
』
「いまの、あの婦人が抱いて居た嬰兒ですが、鯉か、鼈ででも有りさうでならないんですがね私は、默つて工學士の其の顏を視た。 「まさかとは思ひますが。」 赤坂の見附に近い、唯ある珈琲店の端近な卓子で、工學士は麥酒の硝子杯を控へて云つた。 私は卷莨 …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
寛
(
ゆつた
)
肥
(
よ
)
頭
(
づ
)
香
(
にほ
)
上下
(
あげおろし
)
調
(
そろ
)
生
(
はや
)
直
(
ぢき
)
瞬
(
またゝき
)
撓
(
たわゝ
)
澄
(
ず
)
寂
(
しづ
)
温
(
あたゝか
)
捩
(
よぢ
)
大
(
おほき
)
下
(
さ
)
美
(
うつくし
)
膨
(
ふつく
)
斜違
(
はすつかひ
)
掛
(
がか
)
閑
(
しづか
)
分
(
ふん
)
下
(
おろ
)
一條
(
ひとつ
)
上
(
うへ
)
下
(
さが
)
一時
(
いつとき
)
女子
(
ぢよし
)
正
(
しやう
)
彼方
(
あつち
)
薫
(
かをり
)
側
(
がは
)
被
(
か
)
矢張
(
やつぱ
)
憑
(
つき
)
白痴
(
たはけ
)
薄
(
うつす
)
淡紅
(
うすべに
)
此方
(
こち
)
上
(
あ
)
一周
(
ひとまは
)
仰向
(
あをむ
)
寂然
(
ひつそり
)
如何
(
いかゞ
)
前
(
まへ
)
甲
(
かふ
)
頭
(
かぶり
)
後
(
ご
)
徒
(
いたづら
)
居合
(
ゐあ
)
切
(
きり
)
被
(
かつ
)
埋
(
うも
)
暗夜
(
くらがり
)
五十
(
ごじふ
)
交
(
かは
)
匂
(
にほひ
)
方
(
はう
)
明
(
あかる
)
劃
(
くぎ
)
冷
(
つめた
)
音信
(
おとづれ
)
搖
(
ゆる
)
小
(
ちひ
)
温泉
(
をんせん
)
仰
(
あふ
)
薫
(
かを
)
通
(
とほ
)
這込
(
はひこ
)
芳香
(
はうかう
)
唯
(
と
)
胸襟
(
むねえり
)
透
(
とほ
)
或
(
あるひ
)
露
(
あらは
)
此方
(
こつち
)
踵
(
かゝと
)
空
(
くう
)
嫌
(
ぎら
)
翡翠
(
かはせみ
)
三方
(
さんぱう
)
當
(
たう
)
媚
(
なま
)
家
(
いへ
)
幸福
(
かうふく
)
下
(
お
)
盛
(
さかり
)
難
(
なん
)
漢
(
をとこ
)
間
(
あひだ
)
平
(
たひら
)
御堂
(
おだう
)
素直
(
まつすぐ
)
大
(
おほ
)
彫刻
(
てうこく
)
梟
(
ふくろふ
)
女
(
をんな
)
紅
(
くれなゐ
)
起
(
おき
)
赫
(
かつ
)