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芳香
ふりがな文庫
“芳香”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうこう
33.3%
におい
26.7%
かおり
26.7%
はうかう
10.0%
にほひ
3.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうこう
(逆引き)
どこからともなく、ヒューンと発電機の
呻
(
うな
)
りに似た音響が聴こえているかと思うと、エーテルの
様
(
よう
)
な
芳香
(
ほうこう
)
が、そこら一面に
漂
(
ただよ
)
っているのだった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
芳香(ほうこう)の例文をもっと
(10作品)
見る
におい
(逆引き)
いい
芳香
(
におい
)
が
臓腑
(
はらわた
)
のドン底まで
泌
(
し
)
み渡りましたよ。そうなると香水だか肌の
香
(
におい
)
だか解かれあしません。おまけにハッキリした日本語で
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
芳香(におい)の例文をもっと
(8作品)
見る
かおり
(逆引き)
コルトンの死骸の横っていた共同椅子の辺には、青草が知らず顔に
萋々
(
せいせい
)
と伸びている。倫敦は軈て
芳香
(
かおり
)
高い薔薇の咲く頃となった。
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
芳香(かおり)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
はうかう
(逆引き)
時
(
とき
)
に、
毛
(
け
)
一筋
(
ひとすぢ
)
でも
動
(
うご
)
いたら、
其
(
そ
)
の、
枕
(
まくら
)
、
蒲團
(
ふとん
)
、
掻卷
(
かいまき
)
の
朱鷺色
(
ときいろ
)
にも
紛
(
まが
)
ふ
莟
(
つぼみ
)
とも
云
(
い
)
つた
顏
(
かほ
)
の
女
(
をんな
)
は、
芳香
(
はうかう
)
を
放
(
はな
)
つて、
乳房
(
ちぶさ
)
から
蕊
(
しべ
)
を
湧
(
わ
)
かせて、
爛漫
(
らんまん
)
として
咲
(
さ
)
くだらうと
思
(
おも
)
はれた。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
芳香(はうかう)の例文をもっと
(3作品)
見る
にほひ
(逆引き)
貴殿の御武勇を以て此事を行ひ賜はらば一代の
御栄燿
(
ごええう
)
、正に思ひのまゝなるべしと、言葉をつくして説き勧むるに、われ、香煙の
芳香
(
にほひ
)
にや酔ひたりけむ。一議に及ばず
承引
(
うけひ
)
きつ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
芳香(にほひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“芳香”の類義語
香
薫香
“芳香”の関連語
匂
臭気
香気
“芳香”で始まる語句
芳香属
芳香酒
検索の候補
芳香属
芳香酒
“芳香”のふりがなが多い著者
杉山萠円
松本泰
夢野久作
大阪圭吉
作者不詳
泉鏡太郎
海野十三
菊池寛
与謝野晶子
吉川英治