“泌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
87.3%
にじ11.3%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家庭の労働にみついてゐるせまい感じも暗さもない。見てゐれば、文句なしに、その透明な情熱にまきこまれずにゐられなくなる。
木々の精、谷の精 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
これは常々兵隊の身を案じ続けていられる心遣いが私のような者の上にもにじみでるように出たお言葉であろうと胸に響くものがあった。
中支遊記 (新字新仮名) / 上村松園(著)
今更のように身にみとして来た。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)