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泌々
ふりがな文庫
“泌々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しみじみ
75.0%
しみ/″\
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみじみ
(逆引き)
例の如く若干首を傾けて貴族の如く一礼をなし、さて、
顫
(
ふる
)
へを帯びた細い声で感動のために澱みながら、
泌々
(
しみじみ
)
と挨拶の言葉をのべた。
盗まれた手紙の話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
彼は寝ながら長屋を出る棺桶に敬意を払い、世界に大きな隙があることを
泌々
(
しみじみ
)
と考えたのであった。
空中征服
(新字新仮名)
/
賀川豊彦
(著)
泌々(しみじみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
しみ/″\
(逆引き)
氣性者らしいお北も、急に此世へたつた一人殘されたと判つたやうに、
泌々
(
しみ/″\
)
と涙をこぼしました。
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
泌々
(
しみ/″\
)
とした調子に引入れられるともなく、平次も思はず
固唾
(
かたづ
)
を呑んで
鋭鋒
(
えいほう
)
をゆるめます。
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
泌々(しみ/″\)の例文をもっと
(3作品)
見る
泌
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
々
3画
“泌”で始まる語句
泌
泌尿科
“泌々”のふりがなが多い著者
賀川豊彦
坂口安吾
野村胡堂