“鋭鋒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えいほう95.7%
きっさき4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つつんでいた才気は徐々じょじょ鋭鋒えいほうをあらわし、その多芸な技能は、やがて王大将のおそばには、なくてならない寵臣ちょうしんの一名となっていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大蓮華山の方面では頻りに雲が湧き上っている。其先端は黒部の谷を横切って、時々劒岳の鋭鋒えいほうに砥の粉を打ったような霧を浴びせる。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ロレ いや、そのことば鋭鋒きっさきふせ甲胄よろひおまさう。逆境ぎゃくきゃうあまちゝぢゃと哲學てつがくこそはひとこゝろなぐさぐさぢゃ、よしや追放つゐはうとならうと。