“鋭”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
するど76.1%
15.9%
する2.9%
えい0.7%
さと0.7%
0.7%
そば0.7%
とが0.7%
0.7%
スルド0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鋭”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
艦隊かんたいのように魚以上の堂々とした隊列で遊弋し、また闘鶏とうけいのように互いに瞬間をするどつつき合う。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
まなこするどはなうへしわ惡相あくさうきざそろへる水々みづ/\しきが
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
薙刀のき刃のように、たとえば片鎌の月のように、銀光を帯び、水紅ときうすものして、あまかける鳥の翼を見よ。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それより共に手伝ひつつ、はじの弓に鬼蔦おにづたつるをかけ、生竹なまだけく削りて矢となし、用意やがてととのひける。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
キキーとするどい羽摶はばたきをして一羽の雉子きじやぶの中から飛び出す。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかし宗助の様子にどこと云って、ひとを激させるようなするどいところも、みずからを庇護かばうようないやしい点もないので、ってかかる勇気はさらに出なかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これたまたまもって軍旅のえいぎ、貔貅ひきゅうたんを小にするに過ぎざるのみ、なりというからず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今や汝あやしみ、あやしみてしかして物言はず、されどさとき思ひに汝のめらるゝ強ききづなを我汝の爲に解くべし 四九—五一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ある時はツァラツストラと山に行きまなこるどの鷲と遊びき
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
はいさようにござります。おのれ憎いは紋十郎、躍り出でただ一打ちとしきりに心は焦心いらちましたなれど、向こうは大勢私は一人、迂濶うかつに出ては危いと存じしばらく様子を窺いおりましたところ、ぷんと煙硝えんしょう口火の匂いが風に送られて参りましたのでハッと驚き目をそばめじっと向こうを眺めましたところ
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その時、わずかにほころんだ唇の間から真赤な残り血が、すっと赤糸を垂らしたように流れ落ちて、クルッととがった顎の下にかくれた。
一足外に出ると、外はクラクラするような明るさでとがり切った神経の三人は、思わずよろよろっと立止ってしまった。太陽はえた向日葵ひまわりのように青くさく脳天から滲透しみとおった。
「商売のできるくらいの金は、きっと持たして返すという話やったけれど、あっちの人はすすいから結局旅のものが取られることになってしまう。私もあすこへ行ってから、これでもよほど人が悪くなった」お絹はそんなことを言っていた。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
哥人とあらむ者きたなくする目をよくさまし、此に憤りをオコし、思ひを凝して、よみ口のホコサキスルドにし、其事に随ひ、其物に因り、彼方此方のきらひなく
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)