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殪
ふりがな文庫
“殪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たお
93.2%
たふ
6.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たお
(逆引き)
当地その同論者たる江藤氏は佐賀の乱に
殪
(
たお
)
れ、後藤氏は政界を去りて実業に当たり、副島氏は東京にありて高談雅話に閑日月を送る。
近時政論考
(新字新仮名)
/
陸羯南
(著)
武蔵にも十三歳で有馬喜兵衛という剣豪を
殪
(
たお
)
したという話から始まって、晩年六十歳頃までの逸事は相当に残っていることはいる。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殪(たお)の例文をもっと
(41作品)
見る
たふ
(逆引き)
在るが故に
慶
(
よろこ
)
ぶべきか、
亡
(
な
)
きが故に
悼
(
いた
)
むべきか、在る者は積憂の中に
活
(
い
)
き、亡き者は非命の
下
(
もと
)
に
殪
(
たふ
)
る。
抑
(
そもそ
)
もこの
活
(
かつ
)
とこの死とは
孰
(
いづれ
)
を
哀
(
あはれ
)
み、孰を
悲
(
かなし
)
まん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
按ずるに当時
痢
(
り
)
が備後地方に行はれて、棠軒の家族は皆これに感染し、三郎が独り先づ
殪
(
たふ
)
れたのではなからうか。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
殪(たふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
殪
漢検1級
部首:⽍
16画
“殪”のふりがなが多い著者
石井研堂
南方熊楠
蒲 松齢
内村鑑三
辰野隆
佐々木邦
菊池寛
新渡戸稲造
中里介山
木暮理太郎