“智”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
48.6%
さと17.1%
さとり11.4%
かしこ8.6%
とも5.7%
しること2.9%
インテレクト2.9%
チリ2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“智”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩57.1%
歴史 > 日本史 > 日本史2.3%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
に働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これたまたまもって軍旅のえいぎ、貔貅ひきゅうたんを小にするに過ぎざるのみ、なりというからず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
我はわが彼等を見、みづから見られずして行くの非なるをおもひてわがさと議者はからひびとにむかへるに 七三—七五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
さとき導者。汝等をこゝに捕ふる網、その解くるさま、地のこゝに震ふ所以、汝等の倶に喜ぶところの物、我今皆これを知る 七六—七八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ベアトリーチェ。さらにつよく心をきてしば/\記憶を奪ふもの、彼のさとりの目をくらませしなるべし 一二四—一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼そのかひなを我にむかひてのべし時、われ目を燒けし姿にとむるに、顏のたゞれもなほわがさとりを妨げて 二五—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
おのただ一人かしこからんと欲するは大愚のみ。(ラ・ロシフコオ)
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
餓えた時程人のかしこくなる時はない。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
袂へ手を入れると京都の停車場で岩城さんとともさんに貰つた敷島がめいつたふうをして三四本出て来た。
日記のうち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
隣のともちやんが、それどこぢやないといふ様に心配して、これをみろ、これをみろ——とばかりに私の腕をつゝついて、自分のノートを差出してくれた。
カイダイ (新字旧仮名) / 平山千代子(著)
この王陽明が、「行はしることより出づるにあらず、行はんと欲する心(意志)とおこないとがもとなり」といふ説は、最も新しき独逸ドイツのヴントなどの心理学と一致するところありて、実におもしろく存候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
云ひ換へれば、氏は余にインテレクトの作家だ、余に書斎的な芸術家だ。
古籠コロネルの岬のあたり、あかつきのもやが消えて、遠大な道のりである万里を越えた船をつなぎとめる。汽笛一声を発すれば山も水も緑にそまり、チリ南部の春景色は港のあたりに満ちている。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)