“かしこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カシコ
語句割合
43.0%
彼処22.5%
17.3%
彼處5.4%
2.4%
彼所2.2%
1.4%
0.8%
彼方0.6%
怜悧0.6%
0.6%
彼家0.4%
0.4%
拜承0.2%
拝承0.2%
嘉志子0.2%
彼地0.2%
0.2%
怜利0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
本宅0.2%
端座0.2%
跪座0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山浦環は、又の名を内蔵助ともった。まだ二十歳ぐらいで、固くまって坐った。黒いには、どこかに稚気羞恥みを持っていた。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
普請は上出来で、何処彼処も感心した中に特に壁の塗りの出来栄えが目に止まった。そこで男は知人に其の塗り方を訊いてみた。
愚かな男の話 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
かの子 い調和とい素直さと皓潔な放胆で適宜に生きるというほどいつの時代にだって新鮮な生き方はなかろうと思いますわ。
新時代女性問答 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
燈の光は窓々より洩れたり。フランチエスカとフアビアニとは、彼處にて禮をへつるなり。家の内より、樂の聲響き來ぬ。
この男は片足が悪いから、まろうとしてもうまい具合には跪まれないから、胡坐と跪まるのを折衷したような非常に窮屈な坐り方です。
女中のは手早く燗瓶銅壺に入れ、食卓の布をつた。そしてに卓上の食品彼所此処と置き直して心配さうに主人の様子をうかがつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
この歌の近くに、「山辺には猟夫のねらひけど牡鹿鳴くなり妻のり」(巻十・二一四九)というのがあるが、この方は常識的に露骨で、まずいものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
是に於いて、皇太子た使者を返し、其の衣を取らしめ、常のたまふ。時の人大にしみて曰く、聖の聖を知ること、其れなる哉。まる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
始めたが、芹は少い、ばかりじゃ。赤蓼が、ほれ、そこにも彼方にも
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
墓にまいる人に綫香を売り、また足を休めさせて茶をも飲ませる家で、三十ばかりの怜悧そうなおさんがいた。わたくしはこの女の口から絶望の答を聞いた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
一人からんと欲するは大愚のみ。(ラ・ロシフコオ)
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
また広徳寺前には我が幼き頃より知れる藤作といへる名高き店あり、特に藤作は世の聞え人の用ゐも宜し、彼家に至らば良き品を得んこと疑ひあらじ、同じをするものは相忌み相競ふものなれば
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
またいちばんいことなのだ。何事もなむあみだぶつだよ。(手を合わせて見せる)
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
『はツ、拜承まりまして御坐りまする。會計しまして。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
拜承まりました。』と、ニキタはへる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
『はッ、拝承まりまして御坐りまする。会計にそうしまして。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
拝承まりました。』と、ニキタはえる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「小金井さんは、ふらんすの翻訳。若松賤子は英語もので、両方ともかりしている。若松賤子は明治女学校の校長さんの夫人で、巌本嘉志子というのが本名だ。」
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
みたしとならば彼地ませ、きなでも松風はし、氣儘させるがめてもと、父君此處におるしのでければ、あまりとても可愛想のこと、よし其身ひとてくに
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いつも、右側に、袴をつけて、番所の中にまっている番人が、一人もいなかった。
近藤勇と科学 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
二里あまりたる村より十九歳のをむかへしに、容姿からず生質柔従にて、糸織にも怜利ければ可愛がり、夫婦の中も家内可祝春をむかへ
ここに驚きみて、の宮にませまつりて、更に國の大幣を取りて生剥逆剥阿離溝埋屎戸上通下通婚馬婚牛婚鷄婚犬婚の罪の類を種種ぎて、國の大して
打たぬ以前は娘より十倍もい女であったが今は何うだ、虎井夫人の十分の一の智慧もないワ
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
ば手に入んこと外になし此婚姻げせば自然此方かん然なりと思案せしが此方策ては惡き事に掛てはき者は兄の元益是に相談なして見ばやと先元益が方へ至るに博奕たるか寢卷一枚奧の間にぶりゐたるが夫と見てかと思へば弟の庄兵衞何と思つて出て來たか知ねど兄に無禮
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ては別莊守りの夫婦のみなれど最愛病氣とのなり本宅よりの使ければによそへて杉原のことはするに本宅にも此頃さらにはずといふるにてもとしひしにや我心
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
病人というのでは離れず、彼はしく端座まっていたが、それと見て畳へ手をえた。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)