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端座
ふりがな文庫
“端座”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たんざ
83.3%
かしこ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんざ
(逆引き)
翁は今日も余等が寝て居る内に、山から引いた氷の様な水を浴び、香を
焼
(
た
)
いて神明に祈り、机の前に
端座
(
たんざ
)
して老子を読んだのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「いま、お願いして来た。十年一日のように、あの
茶頭巾
(
ちゃずきん
)
を召され、冬日の障子のうちに、じっと、
端座
(
たんざ
)
しておられるおすがたを拝すと、やはりお
年齢
(
とし
)
が思われる」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
端座(たんざ)の例文をもっと
(5作品)
見る
かしこ
(逆引き)
病人というので
褥
(
しとね
)
は離れず、彼は
恭
(
うやうや
)
しく
端座
(
かしこ
)
まっていたが、それと見て畳へ手を
支
(
つか
)
えた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
端座(かしこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“端座”の意味
《名詞》
正しい姿勢できちんと座ること。正座。
何もせず座っていること。また、ただぼんやり一日過ごすこと。
(出典:Wiktionary)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪
“端座”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
福田英子
徳冨蘆花
直木三十五
谷崎潤一郎
国枝史郎
吉川英治