“端居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はしい82.8%
はしゐ17.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四絃(しげん)のひびきがすると、端居(はしい)していた侍たちだの、次の間にいた童女(わらべ)や召使までが、席へ近くにじり寄って皆耳をすましていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
折しも小春の空長閑(のどけ)く、斜廡(ひさし)を洩(も)れてさす日影の、払々(ほかほか)と暖きに、黄金丸は床(とこ)をすべり出で、椽端(えんがわ)に端居(はしい)して、独り鬱陶(ものおもい)に打ちくれたるに。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
眞白髯かき垂る老(おい)の、この姿ひと日もおちず、生めよ殖(ふ)えよよく番へとぞ、日あたりを冬はよろしみ、端居(はしゐ)ますかも。
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
君まさぬ端居(はしゐ)やあまり数おほき星に夜寒をおぼえけるかな
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)