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端居
ふりがな文庫
“端居”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はしい
82.1%
はしゐ
17.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はしい
(逆引き)
四絃
(
しげん
)
のひびきがすると、
端居
(
はしい
)
していた侍たちだの、次の間にいた
童女
(
わらべ
)
や召使までが、席へ近くにじり寄って皆耳をすましていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
折しも小春の空
長閑
(
のどけ
)
く、
斜廡
(
ひさし
)
を
洩
(
も
)
れてさす日影の、
払々
(
ほかほか
)
と暖きに、黄金丸は
床
(
とこ
)
をすべり出で、
椽端
(
えんがわ
)
に
端居
(
はしい
)
して、独り
鬱陶
(
ものおもい
)
に打ちくれたるに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
端居(はしい)の例文をもっと
(23作品)
見る
はしゐ
(逆引き)
眞白髯かき垂る
老
(
おい
)
の、この姿ひと日もおちず、生めよ
殖
(
ふ
)
えよよく番へとぞ、日あたりを冬はよろしみ、
端居
(
はしゐ
)
ますかも。
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
君まさぬ
端居
(
はしゐ
)
やあまり数おほき星に夜寒をおぼえけるかな
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
端居(はしゐ)の例文をもっと
(5作品)
見る
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“端居”と季節(夏)が同じ季語
食物|
茹小豆
虎魚
柏餅
白玉
隠元豆
行事|
氷室
峰入
薬玉
神田祭
川開
植物|
葉桜
向日葵
蓮花
時候|
梅雨明
三伏
小満
立夏
半夏生
天文|
雲海
西日
虹
大南風
五月晴
地理|
苔清水
卯波
氷河
青田
雪渓
動物|
蟻地獄
青鷺
目高
雷鳥
初蝉
人事|
草取
葦簀
鵜飼
網戸
蠅叩
“端居”と分類(人事)が同じ季語
春|
麻疹
入学
落第
田楽
菱餅
夏|
日向水
夜釣
草刈
葭戸
夏衣
秋|
菊人形
鳴子
秋簾
籾
豊年
冬|
暖房
鼻水
懐炉
焚火
布団
新春|
年賀
羽子板
独楽
宝船
書初
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端倪
端艇
“端居”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
高浜虚子
徳冨蘆花
二葉亭四迷
吉川英治
北原白秋
泉鏡花
与謝野晶子
久生十蘭
夏目漱石