“暖房”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんぼう66.7%
ヒイター33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また暖房だんぼうのあるためにふゆ館内かんないはるのようにあたゝかすごすことが出來できます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
目下、研究所の地上の各階では、機械人間ロボットが働いている。彼らは、研究所の動力や暖房だんぼうのことをまちがいなく管理していた。また、機械人間製造の方でも、たくさんの機械人間が働いていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして、私のすぐ傍で暖房ヒイターのうねうねの上に腰かけ、やはりその本の一冊を読んでいる彼女に向って断言する。
シナーニ書店のベンチ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
モスクワにいる訳者は、今、高加索カフカーズの靴を爪先にぶらつかせて、私の傍の暖房ヒイターに腰かけている。
シナーニ書店のベンチ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)