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冬
ふりがな文庫
“冬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふゆ
99.5%
ゆふ
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふゆ
(逆引き)
高窓
(
たかまど
)
の
障子
(
しょうじ
)
の
破
(
やぶ
)
れ
穴
(
あな
)
に、
風
(
かぜ
)
があたると、ブー、ブーといって、
鳴
(
な
)
りました。もう
冬
(
ふゆ
)
が
近
(
ちか
)
づいていたので、いつも
空
(
そら
)
は
暗
(
くら
)
かったのです。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さうした
紅
(
あか
)
に
黄
(
き
)
に
色
(
いろ
)
どられた
秋
(
あき
)
の
山
(
やま
)
や
林
(
はやし
)
も、
冬
(
ふゆ
)
が
來
(
く
)
ると、すっかり
葉
(
は
)
がおちつくして、まるで
枯
(
か
)
れ
木
(
き
)
ばかりのような
寂
(
さび
)
しい
姿
(
すがた
)
になり
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
冬(ふゆ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゆふ
(逆引き)
しかし、
冬
(
ゆふ
)
となって、
雪
(
ゆき
)
が
山
(
やま
)
に
積
(
つ
)
もり
里
(
さと
)
に
降
(
ふ
)
るころになると、
西
(
にし
)
の
山
(
やま
)
に、またしても、ありありと
牛女
(
うしおんな
)
の
黒
(
くろ
)
い
姿
(
すがた
)
が
現
(
あらわ
)
れました。
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
や
子供
(
こども
)
らは
冬
(
ふゆ
)
の
間
(
あいだ
)
、
牛女
(
うしおんな
)
のうわさでもちきりました。
牛女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
冬(ゆふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“冬”の意味
《名詞》
季節(四季)の一つ。秋の次、春の前。
(出典:Wiktionary)
“冬”の解説
冬(ふゆ)は、四季の一つであり、一年の中で最も寒い期間・季節を指す。
(出典:Wikipedia)
冬
常用漢字
小2
部首:⼎
5画
“冬”を含む語句
忍冬
款冬
初冬
冬枯
冬青
春夏秋冬
麦門冬
冬日
冬木
厳冬
旧冬
欵冬
去冬
冬籠
冬瓜
冬菜
冬季
杪冬
冬構
冬逍遙
...
“冬”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
小川未明
樋口一葉
泉鏡花
竹久夢二
アントン・チェーホフ
楠山正雄
作者不詳
国木田独歩
高浜虚子