“忍冬”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すいかずら36.8%
にんどう36.8%
すひかづら15.8%
すいかづら5.3%
すゐかつら5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“忍冬”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 詩14.3%
文学 > フランス文学 > 詩9.6%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
茂太郎が陥没して、まだ浮き上らないところの地点の、忍冬すいかずらの多い芝原に、そんなことは一切知らないで、一人の太った労働女が現われて、
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
再び来るその雨も、鈴蘭すずらん忍冬すいかずらが恵みをたれるのみで、少しも心配なものではなかった。
秋の大地の息——忍冬にんどう仙人草せんにんそうや藤や刈り草のにおい——が、家の中にまた二人の身体にみ込んできた。
「相變らず、口が惡いなア、そんなイヤな匂ひぢやありませんよ、お種人參たねにんじん忍冬にんどう茴香うゐきやうが匂はなきやならないわけなんだが」
忍冬すひかづら素馨そけい濱萵苣はまさじまよはしの足りないほかの花よりも、おまへたちのはうが、わたしはすきだ。ほろんだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
白さうび、裝ひあつき、忍冬すひかづら
リシダス (旧字旧仮名) / ジョン・ミルトン(著)
おかみさん、そら、あつた、こゝにあつた、ひとりぽつちで忍冬すいかづらの中につぶれてゐた。
わるい花 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
「私はソーンフィールドの果樹園の雷にうたれた栗の木と同じだ。」と彼はやがて口を切つた。「そして、そんな朽木くちきつぼみ忍冬すゐかつらにその朽目を若々しさで蔽へと命ずる何の權利があらう?」