“素馨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そけい62.5%
ジエルソミノ6.3%
ジャサント6.3%
ジャスミン6.3%
ジヤスミン6.3%
ジヤズミン6.3%
スウヒイエン6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われ茉莉(まつり)素馨(そけい)の花と而してこの来青花に対すれば必(かならず)先考日夜愛読せし所の中華の詩歌楽府(がくふ)艶史の類(たぐひ)を想起せずんばあらざるなり。
来青花 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
素馨(ジエルソミノ)、海のあなたに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
〽御内室(マダム)、今年のお馬車の標題は何と申しますネ。〽はい、「天国の夢」と申します。素馨(ジャサント)の天使にリラの竪琴を飾るつもりでございますヨ。
春の来去は適当な順序でなされていた。ライラックの花は終わりに近づき、素馨(ジャスミン)の花は咲きそめていた。ある花が遅れていると、その代わりにある昆虫が早めに出ていた。
墓の石畳の上にも点々と桃色の花が落ちてゐた。何処からか強い甘い匂の漂つて来るのは、多分この裏にでも印度素馨(ジヤスミン)が植わつてゐるのだらう。
夾竹桃の家の女 (新字旧仮名) / 中島敦(著)
野薔薇や青萵(かはらにんじん)、素馨(ジヤズミン)、石竹(せきちく)、薔薇などはもうずつと前から夕の香の供物を捧げてゐた。
また、そんなに劇(はげ)しい色をしていない代りに、甘(あま)い重苦しくなるほど劇しい匂(におい)を持った花もどっさりある——茉莉(パクリ)だとか、鷹爪花(ヰエヌニアンホア)だとか、素馨(スウヒイエン)だとか。
蝗の大旅行 (新字新仮名) / 佐藤春夫(著)